長 島 の 家


06.06.10


新しい現場が始まりました。
平坦な敷地は、なんだか久しぶりのような気がします。

敷地は、以前からクライアントが所有しているもので
土地探しをしなかった分、ここまでの道のりは
いつもよりは、少し短かったような気がします。

しかし、ここまでたどり着くには、紆余曲折し
それなりのドラマがあり、今日に至りました。

クライアントの熱意と勇気に全力で報いるように
竣工予定の来年3月まで一生懸命がんばりたいと思います。


06.06.14

昨日から掘削が始まりました。
平坦な土地は、什器などの作業に心配がなく
順調に進むので、安心です。

掘削も大方今日で終了し、来週からは
地盤補強に入る予定です。
       


06.06.19


天候にも恵まれ、今日から予定通り
柱状改良工事が始まりました。
朝一で現場から「仕事ができない!」
という連絡が入りました。
実はこの報告はある程度予想をしていました。
写真のように敷地内を基礎底に沿って
掘っていたのでそのためのスロープを設けていたのですが
役に立たなかったようです。
そのための準備も役に立たず、その段取りで大忙しでした。

午前中は、隣地の駐車場を急きょお借りして
仕事をすすめ、午後からは敷地内で予定通り
再開しました。

毎回ですが、どんな現場も思うようにはいかないものです。
 


06.06.21


出だしはつまずきましたが、
その後は順調に進み、天候にも恵まれ
予定より一日早く終わりました。

今後は基礎下に仕掛ける設備の配管を行ない
その後基礎の工事に入っていきます。

明日からは、雨模様なので
来週になってしまうかもしれません。


06.06.29


今日は、基礎を作るための下地のコンクリートを
打つ日になりました。
午前中にレベルの型枠を施工し、
午後からコンクリート打になりました。

明日は早速、大工さんといっしょに墨出しです。


06.06.30


今日は予定通り墨出しをしました。
これで建物の位置がはっきりと決定しました。

この後は、鉄筋屋さんが基礎の
鉄筋を組にくる訳ですが
梅雨時ということもあり、
鉄筋屋さんも予定通りにはいかず
この現場に入って来れるのは
1週間後になる予定です。
     


06.7.6


今日から基礎の配筋が始まりました。
今回も本間さんを指名させてもらいました。
やはり彼の鉄筋は美しいです。
完成した建物からは、鉄筋の組姿をうかがい知ることは
全く出来ませんが、鉄筋を美しく組むことで
型枠も美しくなり、コンクリートも
美しく打つことが出来ます。
だからとても大切なことです。
   


06.7.12


今日は基礎の配筋検査と
電気、設備工事の現場打合せに来ました。
鉄筋は一部不具合があり、すぐに指示しました。

電気、設備はそれぞれの配管配線の確認をしました。
図面では表せない微妙な部分は必ずあるもので
現場の判断で出来上がりはかなり違うものです。
 


06.7.27


やっと今日基礎のコンクリート打が出来ました。
天候不順で1週間以上延びてしまいました。

コンクリート打は順調にすすみ昼過ぎには終わりました。
午後からは、壁になる部分の接着強度を増すために
表面のレイタンスという浮遊物を取除く作業と
急激な乾燥を防ぐためにビニールシートを
敷き詰めました。
      


06.7.29



雨続きの天候から一転、打設後は晴天が続き
コンクリートのことを思うと
一雨欲しいところだったのですが
思いが叶ったのか昼頃に恵みの雨が降りました。
今日は墨出しの日です。
壁の位置を出し、型枠を建てていきます。
いよいよ来週から壁の型枠が立上がり
建築現場らしくなってきます。
      


06.8.3



一挙に四方に壁が立上がり、
少し威圧的な景色に一変しました。
よう壁が嫌いな私が、
あえてこのような計画にしたのは
もちろん代え難い理由があります。

辺りは比較的狭小地が多く、
道路も狭く古い住宅地という性格から
隣地の日当りの悪化を避けるためにも、
高層(2階建て)を避け、平屋建てとしました。
また、プライバシーと開放感を両立するために
四方を囲って、内で開くという提案としました。

したがって、この家を訪問する人は
内と外のギャップに驚かされると思います。

下の写真は、壁の鉄筋を組んでいるところです。
今日はとても暑かったので、屋根の無いところでの
鉄筋屋さんの仕事は、過酷というしかありません。
       


06.8.4
 


鉄筋工事は昨日で終わり、
今日からは早速、型枠工事と
設備と電気の配管工事です。
今回はコンクリート打放しとなるために
配管なども打込みの工事が多く
毎度のことながら、失敗は許されないので
設備の矢野さん(写真左)には
慎重に仕事をしてもらいました。
右写真は、型枠大工の岩田くんです。
「八龍の家」以来、久しぶりです。
       


06.8.12



お盆休み前の現場状況の確認に来ました。
現場はコンクリート打を待つだけの状態になっています。
天候に問題がなければ21日に打つ予定になっています。

写真は今の現場の状況をとったものですが、
上の写真は、室内の廊下の部分です。
私にしかわからないかもしれませんが
この状況からでも空間のボリューム、
光の入り方や量などがイメージでき、
間違いがないことが確認できます。

下の写真は前庭から部屋方向を撮ったものです。
今回は屋根が木造なので
空間はイメージできないかもしれませんが
これから刻々と変わる様子を楽しみにしてください。
       


06.8.21



今日は最も大切なコンクリート打設の日となりました。
運良く朝から曇りがちでコンクリート打ちには
良い日になりました。
いつものスタッフでのコンクリート打は
余計な指示が必要なく、順調に進み
昼過ぎには打ち終わりました。
私の現場で普通に行なわれている再振動
(打設後のコンクリートに再び振動を与え密実にすること)
を行なうとコンクリートが1cmほど下がり締まっていきます。
これを見ると再振動の大切さが良くわかります。
また、夏期では水和反応ぎりぎりの水セメント比(46%)の
コンクリートでかつ脱型枠後の養生もしっかりやっていても
収縮クラックはどこかで必ず発生してしまいます。
本当に難しいものです。
規模にもよりますが、コンクリート打は
10〜15人ほどのスタッフで行ないます。

下右は壁天端の排水溝のコテ押えを左官の加納さんに
やってもらっている写真です。


06.8.25



昨日から型枠のばらしを始めました。
昨日は鋼管や金物のばらしを行ない
今日から本格的に型枠を外す工程に
なりました。
私も早く打上がりを見たかったので
早速現場に来ました。

コンクリート打のときの作業の順調さから
仕上がりはある程度予想はしていました。
しかし、コンクリートの打設の評価は
いろいろな物差しがあり、とかく表面の
きれいさだけに目を奪われますが、
大切なことは、表面のキ目、艶、密実さ、色です。

今回は打つ手順、再振動がスムーズにいったということから
上記の条件は、とても満足いくものでした。

よく気泡などにも悩まされ、表面が凸凹になったり
することも時々ありますが、今回はそれも
ほとんどありませんでした。

悔しいけれどこれほどしっかり打てても、
連続14mの収縮クラックは避けられないだろうな。
 


06.8.30



今日は2つの仕事がありました。
一つは、コンクリートの湿潤養生です。
もう一つは、木材料の搬入です。
今回の材料はおもに天竜のスギ材です。
今日も石川木材さんからの直送だったのですが
結局、夕方6時すぎの到着のなってしまいました。

下の写真は、養生の様子です。
この作業はコンクリートの急激な乾燥を防ぐために
大変重要な作業なのですが、
ほとんどの現場ではやられていません。
手間のかかることですが、
それほど大変な作業ではありません。

なのになぜ行なわれていないかといえば、
以前から常識的にコンクリート工事に
この工程が含まれていないことと
工事期間が延びることが考えられるからだと思います。

しかし、コンクリートの弱点である収縮の対策は
1、コンクリートの質(配合)
2、コンクリートの打設
3、打設後の養生
これらの管理の仕方につきてしまうと思います。
 

 

06.9.2
  


今日から大工工事が始まりました。
今回も『羽黒の家」でお世話になった
雄建築の島崎さんと加藤くんです。
人工割れだけは心配ですが
彼らに任せれば出来上がりには
全く心配がないので安心です。
これから2ヶ月間がんばってもらおうと思っています。
 

 

06.9.4



今日は土台を取付ける段取りをしました。
取付け部分に水平面を作るために
モルタルを塗りました。
明日土台を取付けます。
 

 

06.9.15


大工さんの都合でここ数日現場はお休みでした。
今日から再開ですが、お天気が心配です。

今は開口部の方立ての加工を行なっています。
まだしばらく開口部周りの加工が続くと思います。

雨しだいですが今月中にはどうにか
開口部周りを終わらせたいと思っています。
 

 

06.9.25


最近は天候も良く、順調に進んでいます。
開口部の方立ても建ち、
今は鴨居兼梁の加工に入っています。
今週中には開口部もほぼ終わり
屋根梁の取付けに入ることができそうです。

コンクリートの精度もいいので
とてもきれいに納まりそうなので
出来上がりが楽しみです。
       

 

06.10.04



南面の開口部はほぼ完了し、
屋根たる木の取付けが始まりました。
今回は特にコンクリートの精度も抜群なので
木との納まりもとても良く
大工も手こずらずに順調に進んでいるようです。
敷地に余裕がなくタイムリーに現場に
材料を入れなければならないので
ここ数日は現場の進行を確認しつつ
材料の手配に追われています。
来週に入ると天井材や断熱材などが
順次入る予定になっています。

下の写真は、天井の板を貼ってしまうと
見えなくなってしまうので紹介しておきます。
これは、開口部の上の鴨居兼梁の接合部の仕事です。
竿車知(シャチ)継という継ぎ方です。
最近の木造ではあまりやられなくなりましたが
ちゃんとした大工の仕事であれば
あまり珍しいものではありません。

今回はRC造ということもあり、
これほどの仕事をしなくても
開いたり動いたりしないのですが
大工のプライドが許さなかったみたいです。
     


06.10.09


職人に祭日はありませんが、
今日は材料の搬入の関係でお休みにしました。
私は明日からの天井貼りの補助部材を
現場に搬入するためにきました。
開口部周りの山場がすぎたところで
紹介の模型写真のアングルから
撮ってみました。

やはり,本物はイメージを遥かに超えてしまいます。


06.10.12


あいにくの雨で少しずれましたが、
やっと今日天井貼りの工程となりました。
今日は応援の大工さんも参加して
1日でほぼ貼り上げてしまう予定です。
今回はいつもと工程が逆で
屋根の前に天井を貼ってしまいます。
この上に屋根下地を組んで
来週中には防水工事も終わらせる予定でいます。


06.10.13


今日も順調に工事が進んでいます。
屋根では昨日貼り終えた天井材の上に
大引を設置しています。
また,トップライトなどの細工物も同時に
進めています。

屋根の下ではすでにイメージした光が
出来つつあります。

まさしく一期一会のこの情景は
住宅としての機能とは全く別のところで
住まい手に心の潤いを与えてくれると信じています。

そして私にも想像できないこの空間の全貌は、
住まい手だけが体験できるとっておきの空間です。


06.10.17


ここ数日は天候にも恵まれ順調に進んでいます。
今日は大工さんには1日休んでもらい
電気工事やスタッフ総出での
断熱材の敷き込み工事をしています。

どうにか天気ももちそうで
週末の防水工事も無事予定通りできそうです。
本当にとても良いタイミングで
工事を行なうことが出来ました。

明日からは再び大工さんが入り
屋根下地材を貼っていきます。


06.10.20


現場も順調に進み、先日の断熱材の敷き込みの後
遮熱シートを貼りました。
ここまでがスタッフの仕事でその後、根太を敷き
昨日から屋根下地材と面戸板の取付けを行ないました。
写真のように今日の昼頃は少し残っていましたが
夕方頃までには終わります。

そして,明日、明後日と防水工事を行ないます。
今回もFRP防水にしました。
この防水はリサイクルの点で問題がありますが
信頼性には代え難いものがあり、
今回も使うことにしました。
そういうことも考慮すると、
永く使うということは本当に大切なことだと思います。


06.10.21




予定通り今日から防水工事が始まりました。
午前中下地の調整を行ない、
午後からはプライマー塗りを始め(写真上)
そこにガラスクロスを敷き詰めます。(写真中)
その後、その上に樹脂を塗っていきます。(写真下)
この工程を2回繰り返します。
それで防水のベースは出来上がります。
今日はおそらく1回目の工程までで
明日2回目を行なう予定です。
その後仕上げとして、保護塗料を塗って完了です。

明日の夜から雨が降りそうなので
ぎりぎりセーフで防水が終わりそうなので
とても運が良かったです。


06.10.26




今日のメインの仕事は,
床暖房工事と水鉢の設置です。

今回の床暖房はコンクリート住宅には
よく使う深夜電力を使った蓄熱式の床暖房です。
床全面にヒーターを敷き込み
基礎コンクリートを蓄熱材として利用します。
そして,保護としてこのヒーターの上に
コンクリートを打ちます。

壁のコンクリート打設直後に
現場に搬入した水鉢はその重さ故に
廊下にずっと置きっぱなしになっていました。
鉄職人の杉さんに作ってもらった
この水鉢は
鉄板の厚さは60mm。
その重さは約600kg。
人力ではびくともしない代物です。
それをどうやって定位置に移動するかは
ずっと悩みの種でした。

何気にはうすキーパーの矢野さん(写真中右)に
相談したところ、パレットジャッキというもの
があることを教えてもらい,
すぐさまレンタルの予約をし、
今日の日となりました。
しかし、道具を使っても少しのミスが
大きな事故に繋がるので慎重に作業を行いました。
たった3mほどを移動させるのに3時間もかかりました。

定位置に設置した水鉢は、
水をはり水平を出さなくてはいけません。
手作りの水鉢は工業製品のように
完璧な水平はとれませんが、
手作業の跡が残る微妙な不陸は
何とも味のあるものになるのではないかと
今から楽しみです。


06.10.28

今日は先日敷設した床暖房のヒーターの上に
コンクリートを打設しました。
居室部分全てに打設して
同時にこのコンクリートが床材の下地になります。

今回の床は耐火レンガ敷です。
以前,「小牧の家」で施工したことがあるものです。
その時も好評だったので今回もクライアントに
勧めました。
始めは少し角があり,ごつごつ感ガありますが、
2,3年もすると丸みが出てとても脚触りがよく
優しい床になり、味もだんだん出てきます。


06.11.1


今日は予定通りレンガ敷の日となりました。
一月ほど前に瀬戸のレンガ屋(桜井茂助商店)さんで
直接、確認し注文したものが1週間ほど前に焼き上がり
今日の搬入となりました。

全部で5,000個を超える数ですが、
今日は上の写真のように4tユニック車で
3パレットずつ3往復してもらいました。
9パレットで3,000個ほどを現場に搬入しました。

歩道などに敷くインターロッキングというものがあり、
専門の職人さんがいますが、あえて庭師の桜井くんに
敷き込みをお願いしました。
専門の職人に頼めば、早くてきれいに敷くことが出来ます。
しかし、私はそれを望んでいません。
インターロッキングと違いレンガは焼き物です。
ひとつひとつの表情が違い、大きさも微妙に違っています。
そういう素材に対して、流れ作業のように敷詰めては
レンガがかわいそうです。ひとつひとつ目地の間隔を
調整しながら、丁寧においていかなくてはいけません。

きれいにはいかなくても、そういう人の配慮(こころ)を
施すことで空間に独特の味わいが出てきます。

こういう配慮は、時間とお金に追われた現場では
なかなか気づかないことです。
ここに私の現場監理の特徴が出ています。


06.11.4



最近はもっぱらレンガ敷に集中しています。
大きな集塵機を導入し、奥の納戸で
切ったり削ったりしています。
集塵機は大活躍していますが、
やはり、相当ほこりまみれの仕事です。
近所のクレームを心配しないだけでも
借りている価値は十分にあります。

各部屋ではそれそれに分かれて
敷いていますが、ひとつひとつ不陸を
調整しながらの敷き込みは
予想以上に時間がかかりそうです。


06.11.16





前回の更新からしばらく経ってしまいましたが、
その間現場は着々と進んでいました。
この10日間は本当に着々とした期間でした。
ほとんどの作業は、床の耐火レンガ敷に費やされました。
スタッフを中心に常時3人ほどで
レンガ敷をやり続けていました。

手間をかければかけるほど完成度が上がるので
きりがなくなってしまい未だにやっています。

外回りでは桜井くんが段取りに入りました。
来週中には敷き終わる予定でいますが、
どうなるか分かりません。

今日は左官の松田くんがピーコンの穴埋めと
浴室の床下地をやりにきてくれました。

また、納戸だけ珪藻土を塗る予定で
数日前に半分だけ下塗りをやっていたので
今日は残りの部分を塗りました。
上塗りは、数日後乾いてから塗ります。


06.11.25



3週間ほど続いたレンガ敷もほぼ完了し、
昨日から左官の松田くんが
浴室の床のレンガ敷をしています。

納戸は先日下塗りでストップしていましたが
昨日今日で塗り終わります。
納戸は結露が心配されたので
珪藻土を塗ることにしました。
また換気扇も設置して結露対策には注意を払いました。


06.12.08


一週間前に室内のドアを取付けが終わり、
今日は樋口くんが弟を連れてテラス戸の取付に来ました。
建具工事が終わるのは,まだ2,3日はかかりそうです。

ガラスの採寸も今日終わり、
ほとんどの段取りは完了しました。

年末には宮島くんがキッチンを取付けにくる予定です。
そうなると
一部の金物と庭などの
植栽は年を越しそうですが、

工事もいよいよ大詰めになります。


06.12.22


こちらも久しぶりの現場となりました。
今日はガラスの搬入日です。
ガラスが入ると一気に完成度が上がります。
後はキッチンが納まるとほぼ完成となります。
そのキッチンは明日の搬入です。


06.12.23



予定通りキッチンの搬入です。
いつものように宮島くんにお願いしました。

搬入といってもメーカーのキッチンのように
現場で組み立てるだけではなく、
下の写真のように壁の微妙な不陸に
削り合わせるような職人技の仕事がとても多く
この大きさのキッチンでも
十分に1日はかかってしまいます。

この家の木の材種は主に杉ですが
キッチンはナラで作りました。

まだお互いに出来上がったばかりでその表情は
幼いですが、初対面の印象は私から見ると
なかなかのものでした。
今後も家主の知らないところで
コミュニケーションを深め
ますますお互いを高め合う関係に
育っていってくれると思います。


07.1.27



今日は久々の現場です。
去年の年末で建物本体はほとんど
出来上がっていたので
年が明けてからは現場作業はほとんど
行っていませんでした。

今日は久々に食洗機の取付で宮島くんと矢野さんが
現場に入る予定があったので、
このタイミングでお施主さんにも来ていただき
ダイニングテーブルの大きさや配置について
宮島くんを交えて打合せをしました。
その結果、少し細めで長めのダイニングテーブルに
決まりました。

それと今日は杉さんにも来てもらい
中庭の水鉢の調整をしてもらいました。
水鏡を作るためにコンマ数ミリの削りを行なっています。
私も参加しながら何度も水をはり、
表面張力との格闘をしました。

ほぼ完璧に近づきましたが、
後日もう少しトライしようと思っています。


07.2.24


おかげさまでオープンハウスの日を迎えること
が出来ました。
クライアントを始め、この建物に関わった多くの方達に
この場を借りてお礼を言いたいと思います。

みんなの愛情のこもった建物が完成し、
無事にクライアントに引渡せることは
この上ない喜びであります。

この家とともに生きるクライアントは
少しやんちゃなこのと多様な感情の
コミュニケーションを交わすことで
心豊かな人生を営んでいただけると信じています。

今回で「長島の家」のフィールドは終了します。
長い間ありがとうございました。